ぶんぶく堂@岡山

agharta2005-01-30

  • ばかしぼり
  • 具:焼豚、シナチク、海苔、ネギ、煮卵
  • 麺:中細麺ストレート
  • 汁:鶏ガラ、野菜
  • 清潔感:
  • 接客:
  • その他:
  • 評価:C
  • 鶏脂はよく乳化しているがかぼちゃとおぼしき野菜の甘味とトロ味が前面に出ていて好きになれない。MIGさんが食べたらどんな毒を吐くのか考えると恐くなった。

「鶏ガラと野菜のまろやかさ」なんて謳われていれば食べた印象も大きく違いせめてBCぐらいには評価していたと思うが、「ばかしぼり」と銘打たれて岡山地鶏がどうのと蘊蓄たれられれば自ずと評価は厳しくなってしまう。
ただ店頭で漫然とパフォーマンス的にスープを泡立たせているだけではなく、「天神そば」や「商人」の濃厚さに並んで、追い越して初めて「ばかしぼり」と名乗って欲しいものだ。今のままじゃ「鳳夢蘭」以下じゃないですか。麺はともかく自慢の「炙りチャーシュー」は「焦がしチャーシュー」という仕上がりで芳ばしさを超越しているのも考え直した方が良いと思う。
ブラッシュ・アップすれば良くなる要素は多分に秘めていると思うので頑張って欲しい。

  • チャーシュー丼

これが290円!もするチャー丼か!運ばれてきた時には猫エサを注文してしまったのかと思った。(ノ゜⊿゜)ノあうぅ!!
何も考えず一口ガッツリ食べた瞬間、生命維持装置が脊椎反射を起こして吐き出そうとしたが、廻りに躊躇われて咽びながら飲み込んだ。涙が出た。試しに改めて臭いを確認してみると常人の感覚ではなかなか馴染めない香り、細切れを一口だけ再度口にしてみるがやはり常人の味覚を超越している。今日だけのスペシャルチューンだと思うがこれはダメぽでしょ。

  • 唐揚げ

さらにこれが290円の唐揚げか!普通、お世辞でも野菜をトッピングするかどうにかするだろ。
揚がり具合は実に香ばしくて良いのだが、ジューシーさは皆無で新種のもも肉かと思うほど仕上がりの物が3ヶでこの値段は一体何?というのが斬新な驚き。もう一度食材を見つめ直した方が本当に良いと思う。

  • 総評

一連の黒爺レポを読んでオペレーションも安定したものと思って出かけたが、今回、私が受けたものはとても酷いものでとても客商売とは思えない代物だった。
am11:30入店、前客3人、後客満席の状態で、オーダーミス、トッピングミスの連発でまるで本日オープンした店の様。「ばかしぼり」に通常トッピングされている海苔を忘れていたり、煮玉子を忘れていたり。それも後で追加した客もいれば、見過ごした客もいる。
基本的にラーメンを作る店主の腕が異様に遅い。4杯分の麺上げを終えた後、トッピング完了までに5分近くの時間を要する。温められた丼に沸騰していたスープを注がれていたのにも拘わらず熱くない。食べている客より待っている客の方が圧倒的に多い。行列を作る為にしているとしても程がある。
また今日の様なスーパー・ピーク時に2人という人員配置は少なすぎ。店主がラーメン、残りの女性がサイドメニューを担当しながら注文取り、片づけは不可能であろう。ってか、不可能だからこういう不愉快な思いを客の多数にさせているのである。
2人でするのであれば、せめてスーパーピーク時にはメニューを一時的に減らすなりなんなりの処置を執るべきだと思う。チャーシュー丼を食べる限り在庫管理の方も手薄になっていると思われるので早急の改善が必要だ。